国立大学合格発表前夜

二次試験の世界史も、

なんとか発作が起きずに乗り切った模様。

 

試験が終わったその日、そして翌日までは、

「治ったか?」というほどに元気だったM子。

でも、こういう時ほど揺り戻しが怖い。

 

案の定、受験のストレスはなくなったはずなのに、

その後もなんども波があり。。。

 

二次試験直前に駆け込んだ心療内科のお薬を、

M子一人で受診し、少し強めの薬に変えてもらった。

 

母は、ヨガの実践家であり指導者なもので、

心療内科で処方される薬には正直かなり抵抗があった。

子ども達を薬に頼らず育てて来た自負もあった。

 

でも。。。

パニック発作に怯えて過ごし、

抑うつ状態になるM子をそばで見ていて、

色々な人にたずね、

色々なサイトをたずね、

まずは発作を抑えるのが優先事項である、と判断した。

受験がなかったら違う対処をしたかも・・・

 

発作が起きるかも、と不安に思ってしまう心は、

物理的に発作が起きない期間が長くなれば解消される、

という治癒までの道筋を薬に頼ることにしたのだ。

ほんとはヨガで治ると思う。

認知行動療法もあるが、ヨガの方が効くと思う。

 

 

最近M子は、自分で「ジムに入って身体を動かしたい」と

言い出した。

それは良いと思うけど、、、

通えるのかいな。ジムは人多いぞ。

 

私はこの半年、M子に対しては心の言葉が増えたな。

グッと飲み込んで、彼女の気分、状態に寄り添って来た。

この私が、、、笑

 

そして、いよいよ、明日が合格発表。

 

なのですが。

今朝からまた発作気味。

中学時代の友人と待ち合わせてるから、

と出かけて行ったけど、程なくして帰宅。

「気持ち悪い。やばい。」と。

 

私は自分のPCで仕事しながら、

彼女の様子を後頭部でモニタリング。

なにやらPCを起動して、

You Tube見ながらヨガを始めたようだ。

ニードラや呼吸法もやってる。

終了後はマインドフルネスの本を読んでる。

いいんじゃない。いいんじゃない。

 

この間、

M子がこんなこと言ってた。

「先のことを考えてもしょうがないから、

毎日朝起きて、今日は大丈夫だ、って思って

毎日毎日過ごしていくしかない。」

びっくりだよ。すごいよ。

 

「今、ここ」

 

まさに、マインドフルネス。

 

 

明日の発表、大学まで掲示を見に行くか、

ネットでチェックするか、

迷いながら寝室へと帰って行ったM子。

 

 

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国立大学前期試験受験当日

さてさて。

だいぶ時間が経ってしまいましたが、

M子、なんとか国立大学の二次試験に行って来ました。

朝から下痢。ええ、いつも通り。想定内。

相変わらず、電車・バスには乗れない(気持ち悪くなるかもしれないから乗りたくない)というので、車で送迎。

 

大学の門の前に、カーシェアで借りた車を横付けし、

「行ってらっしゃい」

 

帰りは3時半。

 

母は家で大掃除しながら、

無事を祈ってる。もはや合格よりも、ただただ無事を祈る。

 

昼にM子から電話が鳴る。

わりと明るい声で

「英語、めちゃできた。英語だけで合格点いっちゃうかも。」

 

あらあら。

無事なだけでなくそこまでも?

発作は?・・・あえて聞かない、という選択。

 

午後の試験は世界史記述。

最後まで発作が来ませんように。

 

 

 

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国立二次試験を直前に控え・・・パニック発作か

M子の幼少期の話は一旦横に置き、、、

 

明後日の国立二次試験を前に、

先ほどからまた発作の兆候。

急に無口になり、

「気持ちが悪い」と言い始めた。

 

センター試験2日前にも大きな発作が来て、

当日朝も「気持ちが悪い」「お腹痛い」と、

嘔吐(&下痢)しながら試験会場入り。

センター2日目には試験中に発作。

ただひたすら問題冊子をめくり続けていたらしい。

 

この「気持ちが悪い」「お腹痛い」は、

M子のメンタル状態を表すキーワード。

 

幼少期エピソードに戻るが、

M子、1歳過ぎて歩き始めた頃から、

人前で “うんち” をしない子でした。

1歳になったばかりで、オムツをしているのに、

必ず扉の裏とか、カーテンの後ろとか、

クローゼットの中などに潜んで、

ひとりでじーーーっと “うんち” をしている、

そんな子でした。

幼稚園保育園時代も、

うんちしたい時には、

「お腹痛い」と訴えるため、

私以外の大人がその状況に遭遇すると、

心配して大変なことになったりして。

そんなこんなで、いつしか

M子はM子が心から安心できる場所、

よそ者がおらず、静かな場所でなければ、

うんちをできない子になっていました。

祖父母の家に数日お泊まりすると、

もうお腹が破裂しそうになるまで

うんちを溜め込んでしまうのでした。

 

ここまで書いたところで、

自分の子育てを顧みる。

M子が赤ちゃんの頃、

ひょっとしてオムツ替えの時などに、

私がM子を傷つけるような言葉を発して

しまったのだろうか・・・?

私ではなく他の大人が、

何か変な言葉をかけたのだろうか・・・?

そのせいで人前でトイレに行くことができなくなってしまった?

 

・・・だとしたら

私は一体どうやって償えばいいのだろう。

 

 

その頃は、

「成長と共に治るだろう」、、と

呑気に構えていたが、

結局、小学1年生で子連れ再婚し一気に大家族となり、

ますますうんちを我慢することが

癖として彼女に定着し、便秘が常態化。

ストレスがかかるとさらに悪化する、

ということを繰り返すようになっていった。

 

この日記、M子のパニック発作の記録を

書き留めているが、

同時に原因を探る旅になりそうだ。

回顧録 兼 パニック障害を乗り越える軌跡として、

どうか気長に見守ってください。

 

 

 

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M子、幼少期を振り返る

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M子が1年の留学を終え、

イタリアから帰国した。

2017年夏。

 

日本の東京の、

まぁまぁ偏差値が上の方の

高校に通っていたM子。

 

1年の留学を、

「休学」ではなく「留学」扱いで

単位認定してもらい、

無事に元の学年(進級した学年)に

戻った。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

幼い頃のM子は本当に手のかからない、

穏やかな、体も丈夫な子供だった。

(・・・と思っていた)

小学低学年の頃に母が再婚し、

その頃から少しずつ、

何かを深く考えていながら、

それを誰かに話すこともなく、

自分の中に蓄えていくような時間が

増えていった。。

或る日突然2人兄妹が4人兄姉妹に増え、

新たに妹が生まれ、、、

それは小学生のM子にとって、

混乱と行き場のない怒り(つまり悲しみ)へと

繋がっていったように思う。

 

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はじめまして。

はじめまして。

仕事関係のブログを書いた経験はありますが、

長続きした試しがありません。

したがって今回もどこまで続けられるか・・・

どうか期待せずお付き合いください。

 

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このブログ、完全プライベートです。

どこまで書けるか?

いや、描けるか?

我が家の家族像まで赤裸々になりそうな予感。

 

 

テーマは

パニック障害

 

どんな症状が出るのか?

生活への支障は?

誰でもかかるのか?

どんな人がかかりやすいのか?

果たして治せるのか?治るのか?

どんな方法があるのか?

予防はできるのか?

 

治療記録のブログですが、

いま現在、治療真っ只中ですので、

何が起こるかわかりません。

どうか、気長に見守っていただければと思います。

 

 

 

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